毛玉は侮れないお話&DR導入

先日、スタッフみんなで学会に参加してきました!

今年のテーマは画像診断から治療。

その際、腸への粘膜障害の治癒過程で腸が肥厚していき閉塞になってしまうという病態のお話がありました。その障害の原因というのが、異物だけでなく毛玉も該当するそうです。毛球症を発症したあとにこの閉塞になってしまった症例もおり、毛玉は意外と悪さをするとのこと・・・

毛玉はしっかりケアされることをおすすめいたします(>_<)

 

そして当院では今までCRというレントゲンシステムだったのですが、この度デジタルレントゲンシステムDRを導入し、より精度の高いレントゲン撮影が短時間でできるようになりました!

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診療時間を更に短くせざるを得なかったばかりなのに、更なる高額機器をローンで導入してもいいのかすごく迷いましたが、診断の精度をあげたり撮影の負担を減らすために必要と考え導入に踏み切りました。

DRは短時間で撮影が終わり、そしてとにかく画像がすごくキレイ!!!

学会で得た知識と性能が上がったレントゲンで、診断精度を更に上げるべく頑張っていこうと思いますm(__)m

今年初のマダニ感染確認

本日、今年初のマダニに噛まれた猫ちゃんを院内で確認いたしました・・・二匹ついておりました。

浦河では、2年前から2月末~11月末まで、マダニに噛まれた子が来院しております。(3年前までは10月まででした。今後、12月も来るようになるのではと危惧しております)

 

致死的な感染症であるSFTSも北上しており、昨年は北海道で初の男性死亡も起きてしまいましたね。

動物から感染した死亡例もありますので、皆様お気をつけ下さい(>_<)

 

また、院内感染を防ぐために、マダニの予防をした上でのご来院をご協力よろしくお願いいたしますm(__)m

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年末のご挨拶と今までとこれから

また一年、スタッフや皆様に支えられながら、無事に終えることができました。

日頃の診療状況へのご理解、本当にありがとうございます。

 

この一年は、病院のあり方を今まで以上にすごく考えた一年でした。

赤裸々に、今までの思いを綴ってみようと思います。

 

獣医師になってから、診療するからには患者さんとしっかり向き合って責任を持って診療したいと頑張ってきました。診療も勉強も好きで、趣味の一環のようなものでした。

 

この地に来て、はからずも開業することになりましたが、当初は設備も少なく院内でやれることが限られていました。

設備投資が少なくて済む外部検査を利用すると、

人用の検査は費用が安くて結果が早い(近くに検査センターがあり検体も毎日取りに来てくれる)が人用のため信頼性が低い可能性がある、

動物用の検査は費用が人用よりも高くて結果が遅い(郵送で検体を送らなければならない)が動物用データがきちんとあり正確性が高い、

というジレンマがありました。

そのため、出来るだけ院内で機械を充実させ、外部検査でなくても正確性が高い結果を院内で得て治療に遅れをとらないように設備を整えてきました(診療時間を長くできないのに設備が見合うのかも常に悩みながら前に進みました)。

 

薬に関しても、人体薬は安いのですが、動物用の方が効果が高いと実感していたため積極的に導入し、耐性菌にも配慮しできる限り薬の処方を考えてきました。

 

このような私のやりたい診療が、地域の皆様の望む医療にどれだけ寄り添ってこれたのかはわかりませんし、私が働ける時間も限られることで、中途半端な開院状況を作ってしまい、飼い主様やスタッフにも迷惑をかけるくらいなら閉めた方がいいのではと思うこともあり、ずっと悩んできました。

 

今年の夏に家庭と仕事のバランスがうまくとれず体調が不安定になってしまったこともあり、色んな形での病院の存続の仕方を考えて行動もしてきましたが、うまくいきませんでした。

私がやれることを考えたときに、地域の犬猫さんたちの健康に少しでもお役にたてるならという気持ちで、自分のやれる範囲での診療体制を来年から作る予定です。診療するからには責任を持ってという気持ちは変わりませんし、勉強の時間を削るつもりもありません。

診療時間が大幅に変わることで、皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解いただけますと幸いです。

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詳細はホームページをご確認ください。

https://urakawa-pet.com/

 

来年からも、日々精進していく所存ですので、よろしくお願いいたします。

 

北海道初の人でのSFTS感染

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250807/k10014888031000.html

 

先日、とうとう北海道でも人でSFTSの感染報告が出てしまいましたね・・・

 

SFTSの予防として、現状出来る一番のことはマダニとの接触を避けることです。

皆様もお気をつけください!

浦河マダニ発生状況

だんだん暑くなり、夏らしくなってきましたね!

寄生虫も盛んになる季節ですね・・・

 

先日、三重県でマダニが媒介する感染症であるSFTS(重症熱性血小板減少症候群)に感染した猫を治療した獣医師が死亡し、ニュースになっていましたね。

 

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/asahi/life/AST6D3CL9T6DUTFL004M

 

これを受けて、獣医師会からも注意喚起のお知らせが届きました。

 

SFTSは、犬猫も重症化するだけでなく、人も死亡する重要な病気として近年話題になっています。

 

今回は、この数年の浦河でのマダニ出没状況をお話しようと思います。

 

私は浦河に来てから10年近く診療しておりますが、2年ほど前から、マダニを付けて来院する犬猫が大幅に増えたと感じております。

写真は、以前当院でマダニに大量に噛まれていた外に出る猫ちゃんです。
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昨年は、2月後半から、なんと11月末までマダニに噛まれた犬猫が来ておりました。

11月に(しかも末日!)、マダニに噛まれた子が(しかも2匹!)来たのは初めてでした。

さらに、室内飼いなのに、家族が持ち込んだであろうマダニに噛まれたという猫ちゃんも来院し、室内飼いで噛まれた子に会うのも初めてのことでした。

昨日は、ペットホテルから帰ってきたらマダニに噛まれていたというワンちゃんも来院しております。

 

マダニは気温が10数度あれば活動しますので、その年の気温により変動はあるかと思いますが、浦河では2月後半から11月後半までは予防が必要と感じます。

 

院内でも、診察台など清掃は徹底しておりますが、待合室などでの感染を防ぐためにも、マダニ予防をした上でのご来院を、ご協力お願いいたします。

 

北海道では、SFTSの人や動物の発生報告がない状態ですが、広まらなければいいなと願うばかりです。

ワンちゃんネコちゃんのみならず、ご自身のためにも、マダニにはお気をつけくださいね(>_<)

 

偽造動物用医薬品の注意喚起のお知らせ

先日、獣医師会から、偽造動物用医薬品の注意喚起のお知らせが届きました。

 

 

以下の写真は、タイで摘発された動物用医薬品だそうです。

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パッケージも本物とそっくりで、私も驚きました。

 

人の方でも、低・中所得国においては、人用医薬品の10.5%が規格外、偽造医薬品と報告されているそうで、抗がん剤からビタミン剤まで幅広く偽造されているとのことです。

 

数年前に日本でも、動物用の有名な某サプリメントが、パッケージを同じく成分を変えて安くネット販売していたことが問題になった事件がありましたが、動物病院では卸売り業者を通じて薬を購入しておりますので、ご心配なさらないでくださいね。

 

もし、ネットで何か購入される際は、以下に注意ポイントをまとめて記載してあるお知らせを載せますので、ご一読ください。

 

まだ日本にはこのような悪徳業者は少ないようですが、日本に入って来てほしくないですし、偽造医薬品によって健康被害が出ないよう祈るばかりです。

皆様もどうかお気をつけくださいね。


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新年のご挨拶

明けましておめでとうございます!

昨年も、皆様の暖かいご対応に支えられ、一年乗りきることができました。ありがとうございましたm(__)m

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さて、昨年、ご寄付とのことで、このような本が送られてきました。印税は全て寄付するとのことで、さらにこんな小さな地方の動物病院にまで送ってくださるなんて、すごい活動だと思います。

待合室に置きますので、ご興味ある方は読んでみてくださいね。

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内容としては、うつ病の主人公が猫の迎え入れから前向きになることができ、生活が変わっていったお話でした。

 

誰かしらと共に生活することで、前向きになれたり、話す相手がいるだけで心が落ち着くことってあると思います。

私自身も、祖母が、ちょっとした返事をしてくれる女の子の人形に話しかけている姿を見て、それをすごく感じたことがあります。

また、学生の時に出会ったボランティア団体さんでドッグセラピー活動に参加させていただいたこともありますが、皆様のお顔が和やかになり、触れ合いがすごく嬉しそうでした。

 

誰かに話すことで、気持ちが楽になることもあると思います。

なので、もしワンちゃんネコちゃんの病気の介護中に辛いことがあれば、何か改善出来ることを一緒に考えますので、一人で抱え込まずに気軽にスタッフや私に相談してほしいです。

 

今年もわんちゃんねこちゃんの健康維持に貢献できるよう頑張って参りますので、よろしくお願いいたします(*^^*)